徒歩旅

Day9 中野東-八本松 14km

**地図**
 山陽道の続きを歩く時間がなかなか取れず、前回歩いてから3ヶ月経ってしまった。歩く時間がスケジュール上3時間しかとれず、この日も止めようかと思ったが、足慣らしだけでもと歩くことにした。スタートは、前回歩き終えた山陽本線東中野駅で、12時前の出発となる。旧道は国道から外れており、のんびりした田舎道が続く。もう稲刈りのシーズンで、黄金色の稲穂も垂れている。
16/09/09 12:06:12
 瀬野駅を過ぎたあたりに道標があった。右は四日市と山陽道の地名が見える。雰囲気的にも右が山陽道ぽかったが、持っている地図は左が正しいように見える。迷ったが、左に進んでしまった。左に進むとすぐに国道となり、間違いに気づいたが、今日は時間がぎりぎりなので、戻らずにそのまま進むことにする。しばらくすれば旧道も合流することが分かっていたから国道を進んだが、交通量が多く嫌になる。
16/09/09 12:29:56
 セブンイレブンで少し休憩し、おにぎりを食べる。ここまでの予想時間は、事前計算よりも若干遅い。終電に遅れたくはないので、休息時間は予定よりも短くなった。
 歩きを再開してすぐに、きれいな土蔵。この地区には古い土蔵がちらほらある。
16/09/09 12:59:10
 種田山頭火の歌碑。昭和8年に山頭火がこの地に宿泊し、歌を詠んだという。
16/09/09 13:02:14
 土蔵だけでなく、建物も古いものがいくつか残っていた。
16/09/09 13:06:06
 2代目3本松。
16/09/09 13:38:44
 本日唯一の難所が大山峠である。未舗装の山道が終盤にあったので、時間が読めず、ここまで急いで歩いてきた。大山峠の最初が「代官おろし」と呼ばれた坂道だ。ここではお殿様でも駕籠からおりて、歩いたという。
16/09/09 14:03:26
 やっと峠だと思ったら、清水。しかし、飲むほどの水はない。
16/09/09 14:24:32
 そして、大山峠。登り口までは時間が計算通りだったのに、かなり遅れている。おかしいので地図をよく見ると、峠の場所は地図では分からず、予想時間を書いておいたのは、町境で、かなりずれているようだった。
16/09/09 14:25:20
 遅れてはないと思ったが、時間チェックができなかったので、下りは速足。峠から車道までは予想外に早く、これでもう列車に乗り遅れることはないと一安心。駅手前で缶酎ハイとつまみを買って、八本松駅のホームへ。
 今回は距離は短かったが、急いで歩いたためか、結構疲れた。
本日の距離 14km
山陽道の合計距離 236km